食べることは、生きること。【コラム】

基本的には、バカな舌をしていると思う。
40円/gの鶏むね肉も、値段を見ずに「これめっちゃ最高級の鳥だよ!」と聞けば、恐らく納得して非常に幸せな気持ちになれるはず。
大人になって、ありがたいことに、美味しいものを食べる機会を頂けることが増えてきた。食べさせて下さったり。ありがたい。どれも、とっても美味しいと感じています。本当にありがとうございます。

そんなこんなな人間だから、あまり食に対して興味がなかった。ビックリするくらいなんでもよかったと思う。食べれたらいい。空腹感がそれなりに無くなって、栄養が豊富ならいいやって。カロリーメイトラブ。ウイダーインゼリーもよい。非常に良い。体調に関しては良い日の方が少ないから、なんも気にしてなかったりする。学生時代は本当に金がなかったから、もやしとご飯のみとか。ビックリするけど、段々と太ってくる。最低限の貧困の前段階だと、大体、太ってくるんだなあ、と知った。世の中、なんでも経験。まあそんな生活をしていると、だんだんと全部全部、嫌になってくる。一日中寝ていたし、寝すぎてしんどくなったし、まあなんかそんな感じの日々を過ごしていました。まさに、廃人。

段々と、沼の底に落ちていく。
這い上がろうと、じたばたすればするだけ、沼はまとわりついて離さない。
ここからは、もう抜け出せないような気がしてくる。
なんでその沼から抜け出したっけか?いまいち覚えていない。まあそれでも、抜け出して良かった。

今はちゃんと食事を食べるようにしている。
ご飯を食べる。美味しいものを食べる。美味しく食べる。本当に大切なんだなと。当たり前なんだけど、食べたもので、明日の僕は出来上がっていく。きのう食べたものは、今日、僕が消費し、今日はあした、明日はあさって。そんな感じでぐるぐる回っていくのだろう。食事はとらなければ生きていけないのであれば、食事を出来る限りいいものにしたいなと。

あと、脳内が「美味しい」と感じると、それだけで幸せホルモンが出せるそうだ。なんちゃらシン的な。なんちゃらミン的な。美味しそう!そしてそのあとに続く「美味しい」。そう思うだけで幸せを感じられるなら、それはいいことだ。
外食も滅多としなかったけど、ランチしたり、美味しそうな店でテイクアウトしたり。なんかしら、食べることに気を使うようになってきている。あと、ぬか漬けつけたり。ああ、ビバ、丁寧な暮らし。

ていねいな暮らしへのあこがれは、恐らく人一倍あると自負している。絶対、自分のような怠け者、怠けすぎる男は、出来ないと思っているから。出来ないことは、憧れる。今から僕が画家を目指す!みたいな超ド級の難しさが、丁寧な暮らしにはある。

ああ、あと、デジタルデトックスもそうだよね。デジタルに肩までどっぷり。むしろ頭のてっぺんからつま先まで、染まりあがっている僕は、デジタルから離れられる気がしない。たまーに一日とかは、ギリギリありだと思うんだけどね。それ以外は、難しいよね。ほんと。ケータイを持っているのか、ケータイに持たれているのか。的な。
昔ほど、「ケータイの触りすぎはいけません!」みたいな風潮もなくなっているしね。それは、もはやスマホが生活に馴染んでいる証拠でしょう。電波が入らなくなったら少しだけ不安になるもん。電波少年だね。

ちゃんとご飯を食べる。夜にちゃんと寝る。
世の中、勝ち負けだってきっと大切かもしれないけれども、僕にとっては出来る限り丁寧に暮らして、しょうもないことに喜んで、楽しんで、幸せだなあとため息交じりに出てくるくらいの方が好きなのだ。もちろん、そんな日ばっかりじゃないし、目の前がくらくらするくらいの闘争心出しているときもいいけどね。

いろんな側面があってもいいじゃない。人なんだから。

タイトルとURLをコピーしました